セファランチン療法 



1938年 長谷川ら ハブ毒の溶血作用を中和する。
1941年 長谷川ら セファランチンで前処置されたマウスは、ハブ毒の最小致死量に対して生存した。生体内において蛇毒を不活化する。
1951年 佐波古ら 動注により施行直後に疼痛は消失し、腫張は2〜3日以内に消失、溶血作用も極小範囲に。
1952年 長谷川ら 咬傷6時間以内の使用が平均治療日数を大幅に短縮。
1956年 高橋ら 弱いながらも毒素そのものを不活性化する。
  小菅ら 試験管内でハブ毒の最小致死量を中和する。
1971年 大橋ら 単独で十分。
1974年 青山ら 単独で十分。
1981年 都築ら 局所の溶血・腫張の著しい例は、治療がやや長引く。
1984年 野田ら 単独では重症例には不安がある。
1985年 前田ら 単独で十分。
1986年 左野ら 重症例でも単独で十分。
1988年 川村ら マウスの実験によりマムシ毒の致死および出血抑制効果はない(マムシ毒使用直後に投与した)。
1989年 君付ら grade I or II および全身症状と腫張の進展のないgrade III〜Vは、単独でよい。
1991年 阿部ら 細胞膜の安定化。セロトニンレセプターのbrocker 。抗炎症作用。マムシ毒の変力・変時心抑制作用を改善。 末梢血管拡張抑制作用。マウスの実験では、直前直後投与は逆に毒作用を増強させる。
単独で十分と判断されている文献の多くは、重篤な臓器不全を合併しなかった症例群における評価である。重症例でも単独で十分とされる文献においても、眼症状などの比較的軽度な全身症状合併例を重症例として評価しており、臓器不全を伴う様な重篤な例においては評価がされていない。







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