抗 血 清 療 法 



1938年 長谷川ら ハブ毒の溶血作用を中和する。
1958年 西田ら 抗血清使用群の方が非使用群より治癒が早い。
1960年 増田ら 抗血清使用群と非使用群とに腫張の程度・消退期間に差がない。
1971年 大橋ら 抗血清使用群と非使用群とに腫張の程度・消退期間に差がない。
1975年 萩原ら 強烈なアナフィラキシーシヨックによる死亡例。
1978年 中安ら 腫張範囲・全身症状・入院期間に差はない。
1980年 西山ら 局注・筋注より経静脈的投与の方が効果的。マムシ毒はslow actingなので数時間内に投与すれば十分効果的。
  福田ら 特別な事情のない限り使用すべき。
1981年 大橋ら 抗血清は不要。
1982年 館ら 入院させて重症化例を見つけ、それらに使用すべき。
1984年 内藤ら 1時間以内に投与すべき。
1985年 崎尾ら 経過・予後に差はない。
  山田ら 19時間後でも有効であった。
1986年 佐野ら 抗血清非使用論は全身症状非合併例がほとんどで的確ではない。
  末廣ら 静注の方が入院日数は有意に短い。
1987年 真喜屋ら 24時間を限界とせず症状が増強するなら投与すべき。
  飴野ら 6000Uと決めず追加投与も場合によっては考慮すべき。
1989年 大谷ら 重症例には必要。
  澤井ら ステロイド投与により血清病・アナフィラキシーを抑えうる。
  小川ら 48時間後でも有効であった。重症例には必要。
  三島ら 6時間までなら有効。24時間以降など時間の経ったものは無効。追加投与より早期の十分量投与がよい。
1992年 澤井ら 抗血清は欠かせない治療法。対症療法のみで患者を救うのは至難の技である。
1994年 海老沢ら 基本治療は抗血清である。セファランチンは対症療法剤。
1995年 松原ら 最重症例には減感作をしながらでも投与。
1996年 江藤ら 24時間以内に6000U。必要に応じて追加投与も。
早期の十分量投与が基本となるため、いかに早くその適応を決定するかが論点である。投与に伴うriskを有することは事実だが、重症化が疑われる場合は投与をためらう必要はない。ただし、即時型反応への準備を行っておくことは言うまでもない。







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